日本最高所?の商業看板製作しました!富士山頂上富士宮口側の「頂上富士館」

頑丈なシャッターボックス面にアルミ樹脂複合版製の切文字取付仕上げ

10年以上も前の事なのですが、昨年TVニュースで見た山頂の映像にしっかり映っていました。
この看板、お得意様の紹介でして、最初お話をいただいた時は富士山の天辺なんて、看板持っていけないし
大変な事引き受けてしまったかなぁと思いましたが、話を聞いてみると、山頂までは担いで登るのではなく、
ブルドーザーに乗せて上げるとの事、おまけにそのブルドーザーに一緒に乗せてもらえる由。
誰でも経験できる事ではありません、思わず頭を下げて二つ返事快諾いたしました(と言っても見積もりが
通ったらの話でしたが)。
看板取付作業の段取りの手始めはブルドーザーに乗せる荷物の検量です、看板・工具・脚立など一式、
一梱包にまとめて公認検量所に待っていきました、正確に重量を申告しなくてはならないとは流石日本一
の山に登るブルドーザーと感心(でも人間は人数を伝えればOKみたい)
日程は、雪が消えた山開き直前の7日位の間です、あいにくとまだ梅雨があけていない難しい時期です。
施主さんはすでに山小屋に居られますので連絡は取れません、天気予報をみて日を決め、早朝静岡県側
の新五合目のブルドーザー発着所に向かいます。
頂上まで登るか登らないかそこで最終的な判断が行われます、その日は山頂付近は雲で隠れて見えない
けれど、まぁ良くなるだろうとの判断でゴーサインが出ました。
ブルドーザーのシャベルの部分が荷物籠になっていてそこに荷物が入っています、ブルドーザーは常に
高い方が荷物籠側になるように運転します、ですから下りは後ろ向き運転となります。
運転席の後ろの2畳ほどのスペースが客室?そこに5〜6名の人と手荷物が入ります。
ディ−ゼルエンジンのブルブルした振動の中登頂開始、ブルドーザーは軽石や溶岩の専用路を何度も何度も
ジグザグ走行しながらおよそ2時間(うら覚えですが)山頂に到着。


山頂はガス(雲)の流れも速く、予想とは裏腹に横殴りの雨まで降り始めています、
大丈夫かなぁ・・・不安な気持ちのまま山小屋のご主人に挨拶、天気についてたずねるとしばらくは良くなら
ないとの事、アッチャァ〜不安が的中してしまいました(**)山の天気は難しいですね。 
タッチアップの塗装作業がありますので濡れていると作業になりません、
別仕事の都合上今日中に下山しなくてはなりませんので、待機のタイムリミットは2時間位しかありません。
1時間経過した時点で雨は本格的な状態になってしまいました、ご主人と相談の結果、今下山しないと今日
はも出れないかも知れないよと言われ、残念無念の下山となりました。
「ブルドーザーはすでに帰っています」荷物はお預かりいただいて雨具に非常食だけ持っての下山です。
風雨の中転げるように助手の妻の足元を確認しながら下山、・・・・・・・・・・・
                                                    また書きます